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分譲マンションの火災保険の選び方を教えて下さい
分譲マンションの火災保険選びの最重要ポイントを3つにまとめました。
その①・・・火災保険金額は「建物部分」でつけましょう
マンションの売買価格には「土地代」に相当する敷地利用権の価額が、含まれているため、購入価格そのままで保険を付けると火災保険の掛け過ぎになります。
そこで、次のいずれかで評価額を算出しましょう。
(1)新築マンションの場合
敷地利用権には消費税が課税されませんので、次の算式で建物の評価額がわかります。
購入時の消費税額÷購入時の消費税率=建物の価額
(2)中古物件の場合
都道府県別の区分所有建物新築費単価を使って、次の算式で建物評価額がわかります。
・区分所有建物新築費単価×専有面積=建物の価額(専有部分のみ)
・区分所有建物新築費単価×専有面積×2.38=建物の価額(専有+共有持分)
その②・・・保険期間は出来るだけ長期間で設定しよう
マンションに限らず火災保険は長期契約になればなるほど1年ごとの保険料負担が抑えられます。例えば火災保険を毎年更新する場合と10年契約した場合の保険料を比較すると、長期契約の方が約2年分も保険料が抑えられるんです。
その③・・・補償内容をしっかり選択しましょう。
一般的に火災保険の補償内容は次の5つの内容に細分化できます。
1.火災、落雷、破裂・爆発
2.風災、ひょう災、雪災
3.水災
4.盗難、水濡れ
5.破損、汚損
マンションの建物に火災保険をかけることを想定すると、意外に補償を限定できることがわかります。
例えば、台風災害で窓ガラスが割れた場合、窓ガラスは共用部分になるので、自分の保険ではなく管理組合が共用部分に一括で加入している火災保険で対応できます。
また、建物が2階以上の場合は「水災」のリスクは不要ですね。
盗難や破損、汚損に関してもドア部分や外壁は共用部分になりますので必要ありません。
つまり、建物部分は余程のことが無い限り、火災リスクだけで充分ということになります。
補償を限定しますので当然保険料は抑えられます。
上記を吟味して保険料を抑えつつ、地震保険や家財の補償を充実すれば、無駄なく分譲マンション火災保険を選ぶことが出来ますね。
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1999年~2006年・2009年・2011年~2012年 東京海上日動火災保険株式会社 全国専業代理店年間表彰制度入賞
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